鬼ヶ島ブログ by Shun 10月10日2018年                                                      ◆イベント情報に戻る◆

 

 

『アートイベントのブースレイアウトを考える』

 

 

            「ちゃんとアピれる展示か?
                       買ってもらいやすい仕組みとは?」

 



Shunです。「デザインフェスタ48」デザフェス出展2回目となります。

 

前回の「真夏のデザインフェスタ」で初出展して、いろいろな事が学べました。正直出る前まで、デザフェスの存在すら知らなかったのでおっかなビックリでの出展になりましたがそこはインターネットの時代、色々出展者ブログなどを参考に準備出来たので本当に助かりました。ですので、今回は前回の経験も含め、僕なりのブースレイアウト作りについて考えをまとめて行こうと思います。

 

僕がアートイベント、手作りハンドメイド イベント展示で重視するのは「①目立つ事 or アピールする事が出来るか?」「②お客さんが買いたくなる仕組みがあるか?」2点なので今回はその2つに絞って考えましょう。

 

(↓写真は前回の真夏のデザフェス「ぷんちゃん 」ブースレイアウト)

前回のブースレイアウトポイント

 

  • Sブース
  • 壁なし。イス二脚と「小机」という小さいテーブルをレンタル。
  • Padでスライドショーを展示できる三脚を左側に用意。
  • 「ぷんちゃん」パネルを背の高い三脚の上に設置。
  • コルクボードを立てて、その前にTシャツや絵本を展示。

 

という感じでした。

 

良かった点はわかりやすいパネルが目立っていたので、ブース前を通る人が「ぷんちゃん可愛い!」 と言って気づいてくれた事。狭いSブースだけど、横に大きい会議机を置かなかったので、お客さんと距離が近く、顔が見えてコミニケーションを取りやすかったこと。

 

悪かった点は、とにかく在庫のダンボールが見えたり、三脚があったりと雑多に見えることシンプルで分かりやすい導線がなかった事、そして後ろのベニア板の壁が見えて見栄えが悪いこと。在庫を積み上げる代わりに、サンプルだけを展示してたのも良くなかったみたいです。残り一点で在庫がないみたいに受け取られる人も見受けられました。

 

 

①目立つ事 or アピールする事が出来るか?

 

パネルを用意した事、コルクボードや棚や会議机に隠れずに接客出来たので声をかけやすかった事

でアピれました。

②お客さんが買いたくなる仕組みがあるか?


値札が小さくて、「これいくらかな?」と分かりにくかった。人は値段がわからないと躊躇するものですよね。コルクボードに隠れていないので、声をかけられたり対面が苦手な人を遠ざけてしまっていた。ブースが雑多に見えて、レジというか、お金を置くトレーが分かりにくかったので、さっと買って行きたい人を逃す買いやすさの導線をダメにしていた。初日は、絵本をそのまま積み上げていたが、その後、絵本の見本を開いて展示したら、試し読みをして「ぷんちゃん」絵本を購入する人が増えた。

 

という事が分かりました。

 

前回のレイアウトの検証&反省

前回の反省を踏まえアピール度&買う仕組みを改善したブース案

展示にかかる経費を抑えて、かつアピール度を増やし&買いたくなる仕組みを両立させるのは難しいですが、改善あるのみです。今回「デザフェス48」の新しいブース案は以下です。

今回のブースレイアウトポイント

 

  • Sブース
  • 壁なし。「イス二脚」と「小机」と「棚」をレンタル。
  • 「キャンバス画」と「目立つ看板」を左側の棚に用意。棚の中にTシャツやスウェット在庫も置く。
  • 「ぷんちゃん」パネルをコルクボードの上に設置。
  • 在庫ダンボールをポスターなどで目隠しして、シンプルな展示を目指す。
  • 棚やコルクボードの後ろに隠れて、お客さんが見に来ても心理的障壁の無いようにする。しかし、興味を持った人にはお話できるように絶妙な隙間(59cm)を残す。

 

という感じかな。

 

「①目立つ事 or アピールする事が出来るか?」

デザインフェスタのようなアートイベント、そのほかハンドメイドイベント等で地名度の無いブランドや個人作家にとって重要な事は、「目立つ事、アピール出来るか?」 です。

 

僕は映画監督なので、自分の映画の予告編での「つかみ」を重要視します。本を書く人は、本のタイトルや帯、音楽家はジャケットの写真などを使って、アーティストはたくさんあるものから自分の作品を選んでもらう入り口として「目立ってみんなの興味を引く」事も必要なのです。

 

 

では、デザフェスで作家に何が出来るか?

 

 

具体的には、お金を使えば「背面パネルを使う」、「大きなブースを借るor複数ブースを借りて物理的に展示を大きくして目立つ」、「看板や什器などにこだわる」、など出来ますが、まだ始めたばかりのブランドや個人の作家では経費はなるべく抑えたいので安く済ませる方法を考えます。また地方からイベントに参加する人はおしゃれな展示用具を運ぶ車がなかったり、交通費や宿泊費が都内に住む人よりもかさむので、なおさらです。

今回のブースレイアウトでは、前回の「ぷんちゃんパネル」から進化して、棚の上に光る看板を作ることにしました。前回「ぷんちゃんパネル」を指差して、「何?ぼくぷんちゃんだってーかわいい!」と人々の心をつかむことが出来たのが良かったですが、一つ思ったのが会場がちょっと暗いという事。「明るくすれば、それだけで目立つことが出来そう」と感じたので今回はパネル看板を光らせようと思います。

 

新しいグッズとして初見寧さんのぷんちゃんの森の複製画を展示&販売しようと思っていますが、これも小さなライトでライティングしようと思います。(*上記図参照)

 

もちろん光らせる事でも目立ちますが、展示の背景や什器などの色や材質を統一するする事で目立つ事も出来ると思います。前回お隣にいた方々は、オーガニックな雰囲気を木の什器や、コットンの布などで統一したブースで実現していてそこだけおしゃれカフェのような空間になっていて目立っていました。他のブースを見る事でも、学べますね。


店の雰囲気で目立つ(コールドセールス)のは、もちろんですが、
こちらから積極的にアピること(ハードセール)も大事です。今回は、ぷんちゃんティッシュを作ったので鼻が垂れている人にぷんちゃんティッシュを配って鼻を拭きながらブースをゆっくり見てもらう作戦です。(笑)

 

ハードセールスは前回は、ぷんちゃんうちわを作って配ってお客さんを立ち止まらせて見てもらいました。これは、本当にみんな喜んでくれて良かったと思います。イベント後にSNSにうちわを投稿してもらえたし、うちわを配る事で話のきっかけが出来て売り上げにもつながりました。

 

「いらっしゃいませー」と言われるのが好きでは無い僕は「もういらっしゃってるし!」と心の中で思っているので言わず、「静かに見たそうなお客さんはそっと見守る」&「話しても良さそうならティッシュを配る」のちょうどいいバランスを見ながら頑張ろうと思います。

②お客さんが買いたくなる仕組みがあるか?

株式会社Shunsuke Film

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